祇園祭り ハーブマジック 中医学の基本&漢方について

おはようございます、西村です。

いつも見ていただいて、ありがとうございます。


先日、妹と姪の3人で京都に祇園祭の鉾建を見学に行きました。

生憎の雨でしたが、釘の1本も使わずに縄だけで組み上げていく鉾は圧巻です。

ついでに、お祖父ちゃん、お祖母ちゃんの墓参りもして、午後から巷で話題の「京都鉄道博物館」へ行きました。

蒸気SLに乗りたかった!!!!!

残念ながらSLには乗れませんでしたが、転車台で方向転換するところはバッチリ見ることが出来ました。

とても広い場所なので、懐かしの昭和にじっくり浸りたい方は、朝から行くことをオススメします♪


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長い余談になりましたが、ここからが本題です。


当店は、『ハーブマジック』に力を入れていますが、そもそも、『ハーブマジック』って何?と思ってらっしゃるかたが大半だと思います。

そこで、簡単に『ハーブマジック』について説明したいと思います。


『ハーブマジック』は、東洋医学の中医を基本とする、

「気(エネルギー)」

「血(血液)」

「水(体液)」

という人間の体を構成する三要素を過不足なく、滞りなく、循環させることで個人の免疫力をあげて【血を増やす】ということをします。

東洋医学では、髪は『血余(けつよ)』とよばれ、血が余ると書きます。

人の先端にある髪や爪は、血が余らないと脆くなってしまうのです。

また、『陰陽五行説』にも深くかかわり、漢方などで体の働きを促進したり、抑制したりします。

▼「気」「血」「水」で見る主な症状

(気)が不足=気虚(ききょ)タイプ

パワー不足。

疲れやすい、全身や手のひらに汗をかきやすい、風邪をよくひく、下痢をしやすいなどの症状が出ます。

免疫力が低め。

ストレスや過労、睡眠不足が加わると、より悪化します。


(気)が滞る=気滞(きたい)タイプ

ストレスをためやすい体質です。

イライラしやすい、ため息をよくつく、月経前に具合が悪くなりやすいなどの症状が出ます。

エネルギーが停滞し、「気」が逆流すると自律神経が不安定になります。


(血)が不足=血虚(けっきょ)タイプ

血液不足です。

目が疲れやすい、唇や爪の色が淡い、肌が乾燥し便が硬くコロコロしている、手足のほてりや寝汗をかくなどの症状が出ます。

冷えやストレスをためない工夫が必要です。


(血)が滞る=瘀血(おけつ)タイプ

血液の巡りが悪い状態です。

シミ・そばかす・くすみが気になる、肌荒れしやすい、月経痛や肩こりがひどいなどの症状が出ます。

冷えやストレスをためない工夫が必要です。


(水)が滞る=水滞(すいたい)タイプ
水分代謝ができず、体内に「水」が過剰にたまる状態です。

湿度が高い梅雨時期は、体調を崩しやすいので注意してください。

汗をかきやすい、下半身がむくみやすい、体が重くだるいなどの症状が出ます。

▼五行で見る体の働き
肝:血液の貯蔵、自律神経など
心:脳、神経、心臓の循環機能、精神活動など
脾:消化機能、栄養代謝など
肺:呼吸機能、皮膚代謝など
腎:内分泌、泌尿、生殖器など

今回は、基本的な紹介でしたが、次回以降に、少し深い内容を紹介したいと思います。

つづく・・・?

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